|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
Copyright (C) SEIEIGAKUEN All Rights Reserved.since2009 |
幼児期は、一生の中で人間形成(性格形成)にとってもっとも大切な時期であるにもかかわらず、近年の核家族化、少子化、都市化等、さまざまな複雑要因により、子育ての不安や困難が増幅しつつあるのが現状です。
家庭という器や親から離れられない状態は、依頼心が強く、自己中心的で、自分から行動できない無気力な過保護児となる心配があります。家庭がいかに恵まれ、居心地のよいものであっても、教育上の観点からすれば必ずしも最適とは言えず、むしろ同年齢の子どもたちが集団の中で互いに触れ合いながら成長していく教育を施す必要性は、万人の認めるところです。
本園では個々の能力開発や個性の伸張の前に、集団社会での必要な生活習慣を身につけるしつけ教育を重要方針としていますが、決してそれは押し付けであったり、強制的に縛り付けるものではなく、年齢に応じて時間をかけ、感情的にしからず、諭しながら導き、はげましとほめ言葉を与えて、自分の言動に自信を持てるところまで見守る指導方法を選び実践しています。
むろん、園児も成長するにつれ理解力が高まり、興味や意欲も旺盛になって、何事にも積極的に取り組む姿勢が顕著に現れ、成し遂げた満足感が自信となって、それが次なる大きな成長へと発展していきます。あわせて、基本的な生活態度と正しい生活習慣が備わっていくことは、無限の可能性を秘めた子どもの能力発達へと大きく広がる貴重な土台となるわけです。
並行して、積極的に活動する性格の持ち主に育つよう、体育、絵画、造形、音楽、読み書き、英会話と、幅広い分野で実体験の機会を多く設けています。いずれも遊びの意識から徐々に興味を持たせながら意欲的に取り組む過程を大切に指導しています。結果として、園児の能力開発ならびに個性伸張に役立ち、保護者の方々からも高い評価を頂いていますが、いずれの領域においても前述してきた生活態度や生活習慣の育成があって始めて成り立つものです。
当然のことながら、自由奔放のみを主とした放任主義に陥ることなく、吟味された必要な幼児教育を施すことにより得た年齢相応の作法や生活態度は、積極的にのびのびと活動する姿勢を失うことなく身につけるところに意義があります。やがて迎える義務教育の段階を意識しながら全方位的な発達を促す必要性を大切に考え取り組んでいるのが本園の方針と特色です。
- 教育方針
- 日常の基本的生活習慣を身につけながら、心身の健康、豊かな表現力、自主性、協調性を養います。
- 教育理念
- 知徳兼備の理想人格を目ざす教育は最も発達する幼児期の基礎能力から始まります。 体育・道徳・知育の総合教育を偏りなくすすめ、幼児の未知なる可能性・伸び伸びとした豊かな心を育む整った生活環境づくりが、教育に携わるものの責任であると考えます。
- 主な教育内容
-
- 健康と体育指導
- 絵画・造形指導
- 音楽の指導
- 絵本よみ指導
- 文字および文章表現の指導
- かず・思考の指導
- 英会話の指導(年長児のみ)